お弁当スタイルのまま冷凍庫に入っている気くばり御膳。
妻が離婚前当時、用意してくれるようになったきっかけは、
病気の進行から倦怠感が酷くなり、当時の会社を休みがちになった頃だった。
家族にあたることも多くなり、 妻の手料理から冷凍物中心の生活に切り替わった。
最初は私のためになど手料理は作れない、という妻の意思なのだと受け取っていたのだ。
糖尿病というものが厄介なのは、体をむしばむだけでは無く、
会社の社内環境や家庭環境まで影響を及ぼしてしまうことだろう。
もともと会話が少なくなっていた我が家にとっては致命的で、
結局離婚への道へ進むこととなってしまった。
気くばり御膳がただの冷凍食品では無く、
糖尿対策にも有効なのだと知ったのは後の話。
妻は私の体を心配して、最大限出来ることをしてくれていたのだ。
ごはん、パン、うどん‥‥。
日本人が食べる主食となるものの多くが炭水化物である。
ごはんを多めにおかずを少なめに、そんな慎ましい食卓を美徳としてきた私にとって、
食事制限は食の常識をひっくり返すようなもの。
炭水化物に対して極端な制限が加えられてしまうのだ。
医師から注意されているのは1日の総摂取カロリーを1500kclにするという厳しいもの。
気くばり御膳の場合はごはん抜きのセットで1食355kcl以下。
妻が使っていた小さなちゃわんに
「こじんまり」とごはんを盛り付けると併せて500kclとなる。
下で紹介しているのが和風メニューで気に入っている肉じゃがのセット内容。
なかなかボリュームがあり、食べ応えはしっかり。
妻の心遣いに気が付かなかったのは私の落ち度だが、
見た目からして健康低カロリーメニューだと気が付かないのも理解して貰えるはずだ。
【大きな肉じゃがと鱈の生姜あんかけセット/225kcl】

・肉じゃが
・きのこの卵和え
・赤ピーマンと小松菜の醤油炒め
・鱈の生姜あんかけ
様々な通販セットを購入してきたが、内容に飽きがなく楽しめるという面では
ニチレイ「気くばり御膳」かすかいらーく「冷凍ディッシュ」の冷凍弁当が
他社より優れているように思う。
単価が安く、長く細く続けていくには「冷凍ディッシュ」に少し軍配が上がるか?
さて、これは全く他社の話ではあるが、酷いものになると厳しい減塩制限のためか、
味付けのパターンが一緒で、何を食べているのか分からないものまであるのだ。
食事に気をつけなくてはいけないのは、
私のようにドクターストップがかかっている者だけでは無い。
単身で暮らすご老人たちにも同じことが言えるのだが、これなら安心して薦められる。
ニチレイフーズダイレクトの和食本格コース八食入りは、1セット6,145円。
生活習慣病で医療費を支払うことを考えれば、
予防対策として考えても高いものでは無いはずである。
高齢者の孤独死がニュースにもなる時代。
近親者が単身で暮らしているのであれば、元妻が私にしてくれたように、
食事だけはご家族の方が気遣ってあげて欲しいとも思う。